湯通し塩蔵若布 和海藻(にぎめ)
海藻を私たち祖先は縄文、弥生時代から数多く食べておりました。なかでも若布は飛鳥、奈良時代には現在の様な名前ではなく和海藻と呼ばれ、貢納の品でありました。平安朝時代には貴族は主食に米を常食し、副食として蔬菜や野草のほかに海藻もかなり食べておりました。
平安中期の法典である延喜式には海藻が祖先の対象と定められております。またわが国最古の漢和辞典としてしられる和名抄には、現在のような食べ方が書かれております。また万葉の歌の中にも、
角島の追門(せち)の稚海藻(わかめ)は人のむに
荒かりしかどわがむたは和海藻(にぎわ)
とあります。遠くいにしえに思いを寄せながら真心を込めて作った逸品です。みちのくの潮の香りを心ゆくまでお楽しみ下さいませ。
美味しい時期は3月下旬から4月の収穫時期の物です。その中でも4月の肉厚で良質な物を毎年年間分ボイル加工していますので、1年間通して美味しいものがご提供できます。
原材料名
わかめ(岩手産)、食塩
食塩含有量
30%
内容量
80g
保存方法
要冷蔵(1℃〜10℃)
使用方法
塩抜きして使用
おいしいお召し上がり方
ご利用になられる量の若布を取り出し水洗いをした後に流水にてお好みにより5〜10分程度塩出しをしていただきますとこのわかめの最良の味をお楽しみいただけます。